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効率性分析とは、会社がどれくらい投下した資本を有効活用して事業活動を行っているかを 示す指標です。つまり会社の資産・負債・資本をいかに効率的に活用して、収益を獲得したかという分析です。効率性分析では、貸借対照表と損益計算書の双方を用います。また同じ売上高を上げるために、投入されている資金をどれだけ減らすことが出来るかを分析する指標でもあります。
効率性を分析するために、「回転率」や「回転期間」といった比率を計算します。
回転率とは、 運用された資産、負債、資本が一年間に何回転売上を上げたのかを計算する指標です。より多く回転した方が効率性よく、売上高も増えます。けれども逆に、負債を分析した回転率に限っては、回転率は低い方がいいです。
回転期間は、運用された資産、負債、資本が何日、何か月で効率的に回収されたかを計算する指標です。効率性を考えると、回転期間は短い方が早く回収される意味ですのでいいです。早く回収されるだけ、次の事業に早く運用・投資が出来ます。しかしここでも、負債を分析した回転期間の場合は、支払い猶予が長い方が、会社にとっては得になりますので、回転期間は長い方がいいです。
回転率と回転期間は正反対の計算式になります。
つまり、
回転率=売上高/対象科目
回転期間=対象科目/売上高で表します。
ここでは、回転率で説明します。
(1)総資本回転率(総資産回転率)〜少ない資本で多くの売上を上げるには〜
総資本回転率=売上高/※平均総資本 ※平均総資本は前期と当期の総資本の平均額
総資本回転率とは、どの程度総資本を効率的に活用しているかを示す指標です。売上高が、総資本の何回転しているかを調べることです。資本を調達、運用し、回転されて1回転です。総資本を運用して、一定期間のうちに何回お金を回収できたのかが総資本回転率です。この総資本回転率は、回転率が大きいほど、少ない資産で大きな売上高を上げていることになり、企業が保有する資産をどれくらい効率的に活用して収益に結びつけているかを示しています。会社の総合力を図る総資本経常利益率の位置ぬを担う指標だけに、回転率の中で最も重要といわれます。
(2)棚卸資産回転率〜適正在庫をいかに保つか〜
棚卸資産回転率=売上高/平均棚卸資産
棚卸資産回転率とは、棚卸資産をどれだけ有効活用して、売上高を計上したかを示す指標です。適正在庫を図るための重要な指標です。在庫を多く抱えていないか、商品や製品を有効に販売できているかを分析します。棚卸資産回転率は高いほどよく、在庫の回転が早いということになります。
(3)売上債権回転率〜いかに売上債権を短期間で回収するか〜
売上債権回転率=売上高/平均売上債権
売上債権回転率とは、 売上債権が現金化されるスピードを示す指標です。取引先への売上債権は少しでも早く現金化して回収したい。次なる投資・会社の運転資金となるだけに、キャッシュフロー計算書でも説明しました通り、売上債権は早いほど次の一手を打つことが出来ます。売上債権回転率は高い方がよく、売上債権の回収スピードが速いということになります。
(4)仕入債務回転率
仕入債務回転率=売上原価/平均仕入債務
仕入債務回転率とは、会計年度期間中に「キャッシュ」の裏付けを得た仕入債務相当額(=売上原価)が会計年度末における仕入れ債務残高の何倍あったかを示す指標です。仕入債務とは、支払手形、買掛金(決算書に注記されている受取手形譲渡高も含めます)です。取引先に支払義務のある負債は、出来る限り支払い猶予があった方が有難い。よって、どれだけ長く仕入れ債務を持っていられたかを分析する。
仕入れ債務回転率は低いほど、支払いに時間をかけていることを意味しています。適度に遅いのは当社の資金繰りにとって有難いことだが、あまりにていかするよ9うであれば、支払い条件が悪化している、あるいは資金附則のために支払いを延ばしていることが予想されるため、注意も必要です。
ただし従来は、上記のように売上金の回収を出来る限り早く行い(売上債権回収率参照)、一方で支払いは出来るだけ伸ばす方が有利といわれてきたが、支払いを早く行ってその金利部分の仕入れ金額を値引きしてもらう、またそれによって総資産を減少させる(=総負債を減少させる)ことを重視する会社が増えています。取引先との信用を失いかねない事項だけに注視する必要があります。
(5)固定資産回転率
固定資産回転率=売上高/平均固定資産
※平均固定資産はある一定期間の効率性を分析することから、当期の貸借対照表の固定資産だけでなく、当期と前期の固定資産の平均値を使って計算する。
固定資産回転率とは、土地や建物、機械装置など固定資産をどれだけ有効に使い、売上を上げているかを分析する指標です。 つまり、固定資産がしっかり売上高につながっているか、固定資産に無駄が含まれていないか、すなわち固定資産が有効活用されているかを判断する指標といえます。土地、建物、機械装置、工具器具備品など、固定資産が有効に使われていれば、回転率は高い。固定資産は、そのほとんどが商品や製品を作り、サービス提供ように使用されます。例えば製造業であれば、工場や機械装置、各種備品など、商品や製品・原材料を仕入れて販売するものを保管しておくための倉庫・商品管理のためのコンピュータ、製造ラインの機械装置などです。したがって固定資産もきちんと整備・管理され、適正な状態に維持しておくことが求められます。
固定資産チェックの重要性
固定資産を決算期に検討・チェックをしていますか?固定資産は、投資の回収が長期に及びしかも除却・移設・移動に費用もかさむため、ラインに置きっぱなしで不良資産として抱え込みがちです。不良債権はキャッシュを生み出すこともなくただ滞留するのみです。無駄な固定資産は早めに処分して価値ある資産へと振替え、循環を良くする必要があります。無駄な資産は、時間とともに価値も減っていきます。鉄など副産物の値段が比較的つき、需要がある今のうちに売却・処分も検討してはいかがでしょうか?
回転率・回転期間が悪化する原因
売上債権の回収が遅い
不良在庫を抱えている
有形固定資産が十分に利用されていない、などです。
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